今月7日、尾道市に住む60代の女性が「年金の過払いがある」との嘘の話を信じATM利用限度額に近い49万円余りを騙し取られる特殊詐欺事件が起き、警察は注意を呼び掛けています。

 今月7日の午後5時半ごろ尾道市内に住む無職の女性(60代)の自宅に尾道市役所の職員をかたる男から「調査したところ年金の過払いがある、今日中に申し込まないと無効になる、通帳とキャッシュカードを持ってキャッシュコーナーへ行ってほしい、携帯電話番号を教えて」などと電話がありました。

 その後、女性は市内の金融機関に移動し男から携帯電話で指示されるままATMを操作し男が指定した口座に49万9318円を入金してだまし取られたということです。

 警察によりますとこの事件と同じ日に、同じく尾道市内の女性(60代)が同様の手口で10万9318円を騙し取られる事件が発生しています。

 警察は「役場や金融機関などがATMを操作させることはない」として、同様の電話がかかってきたらすぐに警察に通報するよう注意を呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2021/9/10 TSSテレビ新広島)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1dc5ad186b81cb4825371f02c45f38b33520f17