新潟市内では、9月15日から17日の間に特殊詐欺被害が相次いで発生。警察は同一グループによる犯行とみて捜査するとともに、注意を呼びかけています。

 9月15日から17日にかけて、新潟市では、中央区と西区に住む計6人の高齢者が特殊詐欺の被害に遭いました。6人はそれぞれ現金50万円から100万円や、キャッシュカードをだまし取られた人もいます。被害額は計538万円です。

 警察によりますと、6人の自宅に男の声で「俺々、俺だけど」などと電話があり、いずれも自分の息子や孫と思い込んで会話を続けたといいます。すると今度は「携帯電話をなくした。会社に払う金もなくしてしまった」などと言われ、その日のうちに、自宅近くの道路上で息子の同僚などを名乗る女に現金やキャッシュカードを手渡したということです。

 新潟市内では同じ期間、ほかにも30件ほど似たような詐欺の前兆電話が確認されているということです。

 6件とも手口が同じで、現金を受け取る人物が女性だったことから、警察は同一犯による詐欺事件とみて捜査しています。

 また、電話で金銭を要求するなど、少しでも不審に感じる点があったら、家族や身近な人に相談するよう呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2021/9/21 NST新潟総合テレビ)https://news.yahoo.co.jp/articles/9bffa6898bb5164a4a48eca679b6186d65916dcc