うそ電話詐欺の未然防止を目指す。山口県警で1日からうそ電話詐欺の被害防止対策を集中的に行う制度の運用を始めた。

 1日から運用が始まったのは「うそ電話詐欺警戒警報」制度。この制度は、うそ電話の被害が連続的に発生する恐れがある場合、「うそ電話詐欺警戒警報」を県内の警察署ごとに発令し、被害防止のための対策を集中的に行うというもの。発令の期間は7日間となっていて、うそ電話詐欺の被害をおおむね10日間で5件以上認知したとき、または1日に同じ手口の不審電話を10件以上認知したときに発令される。

 県内でのうそ電話詐欺はことし1月から9月23日までに74件、約1億7758万円発生していて、去年の同じ時期と比べて23件、およそ8424万円増加している。

 県警では、発令期間中、うそ電話詐欺に関するチラシの配布や戸別訪問などの啓発活動を強化することにしている。

出典:Yahooニュース(2021/10/1 KRY山口放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/22302c560910a7c74c2f51c0d5ce545f288e4079