愛知県春日井市で、金融機関の職員になりすまして91歳の女性からキャッシュカードをだまし取ろうとしたとして、ブラジル人の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、ブラジル国籍の無職・レオナルド・マッサオ・ヨシハラ・シライ容疑者(22)です。
警察によりますと、ヨシハラ・シライ容疑者は他の者と共謀のうえ、5日午後2時ごろから午後4時前までの間に、金融機関の職員になりすまして春日井市の女性(91)からキャッシュカードを盗もうとした窃盗未遂の疑いが持たれています。
春日井市内で特殊詐欺の被害が増えていたことから、警察官が警戒していたところ、JR春日井駅でスマホにイヤホンを付け、手に封筒を持ったヨシハラ・シライ容疑者を発見し、職務質問をしました。
特殊詐欺の疑いについて尋ねた警察官に対し、ヨシハラ・シライ容疑者は「今からやろうとしていた」と話し、調べに対しても容疑を認めているということです。
警察は、ヨシハラ・シライ容疑者が詐欺グループの受け子役とみて調べています。
愛知県内では、今年1月から8月までの特殊詐欺による被害が総額10億円あまりにのぼっていて、警察は警戒を強めています。
出典:Yahooニュース(2021/10/6 東海テレビ)https://news.yahoo.co.jp/articles/5041734ced2c30d04efbb3c18a12427d0e477bbf