広島西署は8日、個人情報の削除などをかたる特殊詐欺で、広島市西区の70代無職女性が1379万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、9月7日、女性方に国民生活センターの職員を名乗る男から「個人情報が漏れており、消去を依頼する代理人を紹介する」などと電話があり、女性は依頼。同16日にかけて代理人や水害支援機構、金融庁の職員などを名乗る男から次々に電話があり、16日に女性方を訪ねてきた男に、代理人が逮捕された救済措置費などとして1100万円の現金を手渡したという。さらに同23日、女性方に銀行協会の職員を名乗る男から電話があり、指示された金融機関の口座に279万円を振り込んだという。

出典:Yahooニュース(2021/10/8 中国新聞デジタル)https://news.yahoo.co.jp/articles/39eb11780da734bd01d9dbdbcd0920ec45efe245