愛知県では、2021年8月末までに605件の特殊詐欺事件が発生していて、被害者の約86%は70歳以上の高齢者だ。

 このうち一番多い手口は、「キャッシュカード詐欺盗」とならび「オレオレ詐欺」で178件。すでに前年1年間の被害件数89件と比べ、2倍にもなっている。

 オレオレ詐欺のほとんどは、息子や孫などの親族をかたったもの。家族の間で頻繁にコミュニケーションをとることも、被害を防ぐためには大切だ。

 電話口で「現金」などのキーワードが出たら、「詐欺かも」と疑わなければいけない。

 警察は、不審な電話があればすぐに電話を切って、家族に相談することや警察へ通報するよう呼びかけている。

(東海テレビ)

出典:Yahooニュース(2021/10/16 FNNプライムオンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/eef6d48ef55ebe63e49729d35f9f367f8006c4e4