ことし7月から9月にかけて、架空の料金を請求する詐欺の手口で、広島県竹原市の60代男性が4800万円あまりをだまし取られました。
警察によりますと、ことし7月、竹原市に住む会社員の男性の携帯電話に、「ご利用料金の支払い確認が取れていません」という内容のショートメッセージが届きました。男性が、表示された電話番号に連絡すると、NTTファイナンスの社員を名乗る女から「有料サイト利用の形跡が残っている」などと言われ、別の連絡先に電話するよう指示されました。その後も、男性はインターネット関連の団体を名乗る男から、「携帯電話が不正使用され民事裁判となったため示談金が必要」などと次々に言われ、その日から9月にかけて、53回にわたって指定された口座に現金あわせて4800万円あまりを振り込み、だまし取られたということです。
ことし広島県内で確認されている、被害者1人あたりの特殊詐欺の被害額としては最も高額だいうことです。
警察は、「不審な画面やメールは無視して、自分で判断する前に必ず警察や身近な人に相談してほしい」と、注意を呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2021/10/22 RCC中国放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/16c0a9d5f470bbbab02323593889378353654962