沖縄県警豊見城署は28日、未払いの料金があるとしてうその請求をする特殊詐欺の一つ「架空料金請求詐欺」で、豊見城市内に住む20代の女性が計145万円をだまし取られたと発表した。
署によると今月20日、法律事務所職員を名乗る何者かが女性のスマホに電話をかけ「以前登録したインターネットサイトの未払い料金がある」「今日中に支払わなければ裁判になる」と話し、指定した口座に約50万円を振り込む指示をした。
電話の内容を信じた女性が同日に金を振り込むと、翌21日にも「別のサイトで未払いがある」などと請求され、約95万円を2回に分けて振り込んだ。その後詐欺を疑い、署に相談して発覚したという。
県警によると、同様の「架空料金請求詐欺」は、今年に入り計8件、約7200万円の被害が確認されている。県警は「『電話で金を振り込め』と言われたら、身に覚えのある請求だとしてもまず詐欺を疑ってほしい」と呼び掛けている。
出典:Yahooニュース(2021/11/1 沖縄タイムス)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6136b79b289f6c609014d7f6fb345f511c940f8a