北海道十勝地方に住む50代の男性が、「競馬情報提供会社」の社員を名乗る男からの電話をきっかけに、約45万円をだまし取られる被害があり、警察が詐欺事件として捜査しています。

 10月中旬ごろ、十勝地方に住む50代の男性の携帯電話に、競馬情報提供会社の社員を名乗る男から「競馬で200万円を出してくれたら1200万円にして返すことができる」「レースの情報料と馬券代を支払ってほしい」などと連絡がありました。

 警察によりますと、男は会社名を「株式会社うまひめ」、名前を「オチアイ」と名乗ったということです。

 男性はその後、10月26日から11月6日にかけて「オチアイ」のほかに「イチジョウ」と名乗る男からも電話を受け、7回にわたって指定された銀行口座に合計約45万円を振り込み、だまし取られたということです。

 11月7日に男性が警察署を訪れ、「男らと途中で連絡が取れなくなり、おかしいと思った」と相談したことで事件が発覚しました。

 警察は、特殊詐欺事件として捜査するとともに、「競馬必勝法の情報料として現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2021/11/11 北海道ニュースUHB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/50021fd9c408ae7c0b6529298f779e82eda17290