6年前、北海道の上川地方に住む高齢女性から現金500万円をだまし取ったとして、特殊詐欺グループの37歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の会社員、榎本丈朗(えのもと・たけお)容疑者37歳です。
榎本容疑者は2015年1月、上川地方に住んでいた当時70代の女性に老人ホームに絡むウソの話を信じ込ませ、現金500万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、女性は「老人ホームに入所できる権利が当たった」というウソの電話をきっかけにだまされていて、榎本容疑者は特殊詐欺グループの中で現金を受け取る、いわゆる“受け子”でした。
取り調べに対して榎本容疑者は「“受け子”という役目で金を受け取りました」などと話し、容疑を認めているということです。
さらに警察は、同じ女性から同様の手口で300万円をだまし取ったとして、鹿児島県に住む安永友広(やすなが・ともひろ)被告34歳を11月8日に逮捕していたことも発表しました。
安永被告はすでに詐欺の罪で起訴されていますが、取り調べに対して、黙秘をしていたということです。
警察は、榎本容疑者と安永容疑者が同じ特殊詐欺グループの一員とみて、捜査しています。
12月3日(金)午前11時50分配信
出典:Yahooニュース(2021/12/3 HBCニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/14269f66b01656809bdaf487211c47789813a79e