特殊詐欺を未然に防いだとして、千葉県警野田署は野田市内のコンビニ店「ローソン」の店員の女性(43)と、別の「ローソン」オーナーに感謝状を贈った。
女性は9月30日、市内の60歳代男性が不慣れな様子で店内の端末を操作し、プリペイドカードを購入しようとしているのに気づき、声をかけた。男性が「3000円分購入し、番号を教えれば2億円がもうかるというメールが来た」と話したため、同署員に来てもらい、被害を防いだ。
別のローソンでも同日、市内の70歳代男性が10万円分のプリペイドカードを買い求めようとした。対応した2人の女性店員とオーナーが、男性から「ネットサイトの広告を誤ってクリックしてしまい『解約に10万円が必要』と言われた」という話を聞き出し、同署に連絡した。
高木善行署長は「日頃から市民の絆を大切にし、声をかけ、水際で事件を防いだ。その協力は誠にありがたい」と感謝を述べた。
出典:Yahooニュース(2021/12/15 読売新聞オンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d80f95264172cef7d236b93f270954e1d081c1a