特殊詐欺事件で長野県警が22歳女を追送検・8県の14人が2700万円余の被害

 特殊詐欺事件で逮捕・起訴された東京都の22歳の女が、長野など8つの県のあわせて14人から、2700万円余りを騙し取っていたとみられることが、警察の調べで分かりました。

 詐欺や窃盗などの罪で起訴されているのは、東京都荒川区の無職・佐藤日向子被告22歳です。

 佐久警察署によりますと、佐藤被告は去年8月から今年5月までの間に、佐久市と長野市、それに神奈川、群馬、千葉など8つの県の14人から、あわせて2700万円余りを騙し取るなどした疑いが持たれています。

 佐藤被告を含むグループは、市役所の職員や銀行員を装って、被害者の自宅に「キャッシュカードを変える必要がある」といった電話をかけ、カードを騙し取って現金を引き出すなどしていました。

 佐藤被告はカードを直接受け取ったり、現金を引き出したりする役割を負っていて、警察は共犯者についても捜査を続けています。

出典:Yahooニュース(2021/12/15 SBC信越放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e877ec2eab93d3590efed9fd97ffe56ccaff6821