法務省は24日、2021年版の犯罪白書を公表した。

 20年のオレオレ詐欺など特殊詐欺の検挙数は7424件で、統計を開始した04年以降最多となった。実質的な被害額は約285億円。検挙人員の約7割を若年者層(30歳未満)が占めた。

 同省によると、特殊詐欺は03年夏頃から目立ち始め、手口の巧妙化・多様化が進んできた。20年の認知件数は、オレオレ詐欺(6407件)、キャッシュカード詐欺盗(2850件)、架空料金請求詐欺(2010件)の順に多く、被害者の85.7%が高齢者(65歳以上)だった。

出典:Yahooニュース(2021/12/24 時事通信)
https://news.yahoo.co.jp/articles/935afdb4494e8f5acf232627af6e7cd1e9593b05