ことし7月、高知県土佐市の70代の女性が「警察に逮捕されないために検察庁へ現金を収める必要がある」などと電話で言われ、約720万円をだまし取られていたことが分かった。 警察によると、7月7日、高知県土佐市の70代の女性の自宅に、防犯協会職員を名乗る男から「ボランティア名簿に名前が載っている。」などと電話があり、個人番号を伝えられた。 その後、連絡があった運営会社の職員を名乗る男に個人番号を聞かれ伝えたところ、別の職員を名乗る男から「個人番号を教えるのは犯罪になる」などと電話があった。 さらに、紹介を受けた法律に詳しいという男から「逮捕されないために検察庁へ700万円納める必要がある」などと言われ、指定された場所で待ち合わせ、現金合わせて700万円を手渡したという。 女性は、その後、行政書士への代金などとして指定された口座に18万円を振り込み、7月15日から20日までに合わせて718万円をだまし取られたという。 高知県内の特殊詐欺による被害総額は、あわせて約1930万円となっていて、警察が注意を呼び掛けている。

 

出典:Yahoo!ニュース(2022/10/6 RKC高知放送)https://news.yahoo.co.jp/articles/3f6136fb3190ac80af1cbd979e608c41420dc769