富山市の80代の女性が息子になりすました男による特殊詐欺の被害に遭い、現金300万円をだまし取られました。

富山南警察署によりますと、被害にあったのは富山市に住む80代の女性です。
女性は、医学大のタカギを名乗る男から「息子さんが救急搬送されてのどの手術をしなければならないかもしれない」という電話があった後、息子を名乗る男から、「病院で鞄を置き忘れて会社の通帳と携帯がなくなった。2日後に560万円を用意しなければならず、立て替えてほしい」と電話がありました。

これを信じた女性は「300万円なら用意できるよ」と言ったところ、「会社の上司の息子が取りに行く」と電話があり、自宅に現れた男に現金300万円を渡しました。

女性が息子に電話をかけて詐欺の被害に気づいたということです。

県警は、息子や孫を名乗って急いで現金を用意させようとするのは特殊詐欺の手口。
息子本人が使用している電話番号にかけなおして確認するなどしてだまされないよう注意を呼びかけています。

 

出典:Yahoo!(2023/4/27 富山テレビ放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e104cfd366dfff0c7c81be117a8e7d00527f38fc