特殊詐欺グループの「受け子」や「出し子」としてキャッシュカードを盗み現金を引き出したとして福井県警鯖江署や県警捜査2課は8月20日、窃盗と窃盗未遂の疑いで福井市の会社員の少年(19)を逮捕したと発表した。
逮捕容疑は今年2月、氏名不詳者と共謀、警察官になりすまし福井県内の鯖江市と坂井市のともに70代女性宅を訪問。キャッシュカードを封筒に入れさせ、封筒をすり替える手口でカード計8枚を盗み、うち7枚を使って現金自動預払機(ATM)から304万4千円を引き出した疑い。また、残る1枚で現金を引き出そうとした疑い。
鯖江署によると、7月に窃盗容疑などで逮捕し、8月6日と20日に再逮捕した。一連の捜査で、少年が坂井市の男子大学生(19)と大麻草を栽培していた疑いが強まったため、同署や県警組織犯罪対策課は大麻取締法違反(栽培)容疑で2人を取り調べ、8月4日に男子大学生を逮捕した。
男子大学生の逮捕容疑は7月20日、少年の自宅アパートで大麻草4本を栽培した疑い。
出典:福井新聞(2020/8/21)
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1148260