神奈川県内で発生した特殊詐欺について、ことしに入ってから3月末までの認知件数と被害総額が、ともに去年と比べ、およそ半分に減っていることが分かりました。
県警のまとめによりますと、ことしに入ってから3月末までに県内で発生した特殊詐欺は、認知件数が246件、被害総額はおよそ4億200万円で、去年の同じ時期と比べいずれも半分ほどとなりました。
一方、被害を阻止した件数は66件増加していて、県警はこの要因として、コンビニなどでギフトカードを購入させる手口を踏まえ、「店員が年配の人へ声掛けすることが浸透しているためでは」としています。また、発生している手口としては、キャッシュカードなどをだまし取る預貯金詐欺が31パーセント、次いで還付金詐欺が22パーセントでした。
県警では、「電話でお金やカードの話が出たときは、家族や周りの人、警察に相談してほしい」と、注意を呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2021/4/26 tvkニュース(テレビ神奈川))https://news.yahoo.co.jp/articles/3c92e765898b40ccf4a2d21800eac72cecb11d50