危うく特殊詐欺の被害に遭いかけた愛知県尾張旭市の女性(82)が、その手口を語りました。

 女性の自宅に電話がかかってきたのはことし4月です。「きのう名古屋駅でかばんをなくした」「契約ができないから弁償しなきゃいかんので、お金が必要」という内容でした。

 電話口の声は、甥(おい)をかたり130万円を要求しましたが、女性が銀行を訪れた際、職員が警察に連絡したため、被害を免れたということです。

 女性は「年寄りの葬式金までだまし取ろうとした犯人が憎い。本当に憎い」と話しました。

 愛知県内では同様の詐欺の認知件数が、ことし4月の1か月間で24件と急増していて、警察は、電話を留守番電話に設定するなど対策を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2021/6/2 中京テレビNEWS)https://news.yahoo.co.jp/articles/95c9d8c5d9ea93f77b481f9f8322b4e4709223a6