市役所の職員を名乗る相手から「還付金の返金がある」などのうその電話で大洲市の60代の女性が現金およそ200万円をだまし取られ、警察は詐欺の疑いで捜査しています。

 警察によりますと、14日大洲市に住む70代の女性に市役所の職員を名乗る男から「還付金の書類を送っているが届いていないか。手続きは銀行がするので銀行から連絡させる」などと電話がありました。

 その後、銀行員を名乗る男から再び電話があり、「今から銀行に来てください」などと言われ、銀行のATMを指示どおりに操作したところ、現金およそ200万円をだまし取られたということです。

 警察によりますと電話は午後3時以降にかかってきたということで、窓口が閉まった後の人が少ない時間を狙った詐欺事件として捜査しています。

 警察は「還付金がある」といった電話をすぐに信用しないことや特に夕方にかかってくるATMへ誘導する電話には注意するよう呼びかけています。

出典:NHK NEWS WEB(2021/7/16)
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20210716/8000010232.html