大阪府内での還付金詐欺の被害件数が、去年に比べて、およそ2.5倍に急増していることがわかりました。
大阪府警によりますと、今年1月から6月末までの還付金詐欺の被害は、306件ありました。
去年の同じ期間と比べて222件増え、被害総額は、3億円以上にのぼります。
還付金詐欺は、市役所などの職員になりすまして電話をかけ、「払いすぎた医療費を受け取ることができます」などと言ってATMに誘導し、犯人側の口座に現金を振り込ませる手口です。
警察は、急増の背景について、犯罪グループが、捕まるリスクを減らすために、電話1本で行える還付金詐欺を多用しているのではないかとみています。
また、「還付金をもらえる」などという電話があった場合は、1人で悩まず、家族や警察に相談して欲しいと呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2021/7/27 ABCニュース)https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1aaf84cad831031a067996bd4e2b8e469cfddf