還付金詐欺の被害を防ごうと、県警と県内の金融機関が連携しATMコーナーでの携帯電話の通話自粛を呼びかける対策を28日から始めました。

 税金などの払い戻しを装って電話でATMの操作を指示し金を騙し取る還付金詐欺。

 県内では、去年は7月末の時点で2件だった被害が、ことしはすでに12件確認されていて、被害額はおよそ888万円に上っています。

 こうした中、28日は県警と県内に本店を置く6つの金融機関の代表者が集まり、還付金詐欺の根絶に向けた共同宣言を行いました。

 対策として、ATMコーナーでの携帯電話の通話自粛を呼びかけていて、各金融機関のATMなど合わせて515か所に順次、ポスターを掲示することにしています。

 県警は、「ATMの前で通話をしないことを社会のルールとして定着させ、被害を未然に防ぎたい」と話しています。

出典:Yahooニュース(2021/7/28 FNNプライムオンライン)https://news.yahoo.co.jp/articles/fd0764bc2983141ed523d2acac30c7e16fed93e6