千葉県内では、電話de詐欺の被害が後を絶ちません。最近は1000万円を超える高額被害が大幅に増えていて、警察は注意を呼びかけています。
県警によりますと、2021年1月から7月末までの県内の電話de詐欺の認知件数は、前の年の同じ時期と比べて63件減少しましたが、全体の被害額は5億円近く増え、16億6600万円に上っています。
件数が減ったにも関わらず被害総額が増えたのは、1000万円を超える高額被害事件が大幅に増加したためで、とくに架空請求詐欺の被害総額は3倍以上に増え、1件当たりの被害額が約1300万円となっています。
一方で、市町村の職員などを装いお金を振り込ませる「還付金詐欺」も後を絶たず、前の年の同じ時期より67件増加していて注意が必要です。
警察は「電話を留守電にする。1人暮らしの人は家族とよく連絡を取って確認する」など、基本的な対策を徹底して欲しいと呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2021/8/23 チバテレ(千葉テレビ放送))https://news.yahoo.co.jp/articles/1eccae82d1fc0ac02b82f7fc66926b10ef6ac5cf