今年8月に県内で確認された還付金詐欺の被害件数が、今年に入って最も多かったことがわかり、県警が注意を呼び掛けています。
県警のまとめによりますと、「特殊詐欺多発注意報」が発令されていた8月に確認された還付金詐欺の被害は4件。今年1月から合わせて14件の被害が確認されている中で、8月1カ月間だけで総件数のおよそ3分の1を占め、月別でみると今年で最も多くなり、被害総額はおよそ350万円にのぼりました。
還付金詐欺は、犯人が電話口で介護保険料などの返金だと偽り、ATMを操作させて犯人側の口座に金を振り込ませるというものです。去年の冬から流行り始めたこの詐欺。最近では、ほぼ毎日のように県内で詐欺電話が確認されています。ターゲットとなるのは、ATMでの振り込み金額に制限がかかっていない65歳から69歳の高齢者だということです。
県警では、犯人と直接話さないよう、家の固定電話を常に留守番電話設定にしてほしいと対策を呼び掛けています。
出典:Yahooニュース(2021/9/15 BBCびわ湖放送)https://news.yahoo.co.jp/articles/48f43b6cf35e359483c06c8816e6ac075c57f14f