県内でことしに入ってから先月末までに確認された特殊詐欺の被害は13件と、去年の同じ時期より7件少なく、被害総額も2400万円余り減少しました。
県警察本部によりますと、県内でことしに入ってから先月末までに確認された特殊詐欺の被害は13件と、去年の同じ時期より7件少なくなりました。
また、被害総額も、去年の同じ時期は3400万円だったのに対して、ことしは997万円と2400万円余り少なく減少傾向にあります。
手口別では、受け取っていない還付金があるなどとうそを言ってATMに誘い出す「還付金詐欺」が5件で465万円、有料サイトの料金など身に覚えのない支払いを求める「架空料金請求詐欺」が5件で282万円となっています。
また、8月末までにコンビニや金融機関などでの声かけによって被害を未然に防いだケースは52件に上り、阻止率は全国1位だったということです。
県警察本部生活安全企画課は「従来のオレオレ詐欺など以外にも、“ロマンス詐欺”や“サポート詐欺”など手口が巧妙化している。“ATMで現金が戻ってくる”などという内容や、電話口でお金を要求されたら、焦らずに電話を切って、警察や家族に相談してほしい」としています。
出典:NHK NEWS WEB(2021/10/21)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20211021/6020011757.html