市役所職員を名乗る女からの「還付金がある」などという電話をきっかけに、60代の女性が約100万円をだまし取られる詐欺被害にあい、警察が捜査しています。
還付金詐欺の被害にあったのは、北海道名寄市に住む60代の女性です。
11月2日、名寄市役所職員を名乗る女から「介護保険料を多く払っているため還付金がある。書類がなくても手続きできる」などと女性の家に電話がありました。
その後、金融機関職員を名乗る男から電話で金融機関にいくよう指示を受け、女性は指定された金融機関のATMを携帯電話でやりとりをしながら操作し、他人名義の口座に約100万円を振り込みだまし取られました。
その後不審に思った女性が市役所に問い合わせたことで被害が発覚。女性自ら警察に通報しました。
警察によりますと名寄市では10月から特殊詐欺の被害は発生していないということです。
警察は還付金詐欺事件として捜査するとともに、「『ATMを操作して還付金を受け取れます』というのは詐欺」。「携帯電話で通話しながらATMを操作している高齢者を見かけた際は声をかけてほしい」などと注意を呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2021/11/3 北海道ニュースUHB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f466f4dc7b4755b82f7f516fac81061bb88c573