パソコンがウイルスに感染したとして架空の修理費を請求する特殊詐欺被害を防いだとして、京都府警宇治署は京都府宇治市宇治の「ファミリーマート宇治弐番店」店員の間瀬文乃さん(25)と大石華鈴さん(19)に感謝状を贈った。
8月19日午後7時ごろ、40代の女性客が電子マネー2万円分を手に取ったが、携帯電話で「手持ちの現金が足りず、1万円分でも大丈夫か」などと通話を始めた。不審に思った間瀬さんが用途を尋ねると、女性はパソコンのウイルス駆除費用としたが、2人は「電子マネーで払うはずがない。詐欺ではないか」と感じて電話を切らせ、警察に通報した。
10月下旬の贈呈式で、間瀬さんは「お客さんに落ち着いてもらおうと、焦らずに対応した。被害を防げてよかった」と話した。
宇治署によると、インターネット閲覧中のパソコンに「ウイルスに感染しました」と偽の表示をし、修理費をだまし取る手口は管内で1~9月に5件あり、特殊詐欺18件の中で最多だという。
出典:Yahooニュース(2021/11/10 京都新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d692596005872e1ec2e978a156f1574406b40b76