架空の犯罪を装った保釈金などを名目に、三重県伊賀市に住む70代の女性が現金約1610万円をだまし取られました。
警察によりますと今年7月、伊賀市の70代女性の自宅に犯罪防止センターのニシノを名乗る男から「センターの名簿にあなたの名前があり、退会するには会員を継いでもらう人が必要」などと電話があり、4ケタの会員番号を伝えられました。
その後、会員を引き継ぐことになったと名乗る男に会員番号を伝えたところ、別の人物を名乗る複数の男から「番号を教えたことが犯罪になる。保釈金は後に返金される」などと電話があり、女性は名張市内の神社で男に1000万円を手渡しました。
その後、示談金の一部を負担してほしいなどといった別の人物を名乗る男の話を信じて約600万円を手渡し、保釈金や示談金に加えて弁護士費用の名目で合わせて約1610万円をだまし取られました。
保釈金が返金されないことから、17日に女性から警察に相談があり、事件が発覚しました。
警察では、特殊詐欺事件として捜査を進めています。
出典:Yahooニュース(2021/11/24 三重テレビ放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/783fc6942b79470828daa583aac2b1d42e7c07b5