特殊詐欺の被害を防いだとして、広島・江田島市にあるコンビニエンスストアで働いているロシア出身の店員に29日、警察から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、江田島市大柿町にある「ローソン江田島大柿大原店」の店員・エカテリーナ・リュネバさんです。
日本人の夫と結婚して、江田島市で暮らし始めて5年になるエカテリーナさん。ことし9月、コンビニに来店した70代の男性が、8万円分の電子マネーを購入しようとしているのを不審に思い、店長の石川李歩さんと2人で声をかけました。
男性が、お金は「パソコンのロック解除に必要」などと答えたことから、警察署から配布されていた特殊詐欺に関するチラシを男性に見せて、架空請求詐欺の被害を防いだということです。
「詐欺じゃないですかって聞いたら、(男性は)『ああ、そうかもしれない』と。うれしいです。お金、無事で。」(特殊詐欺を未然に防いだ エカテリーナ・リュネバさん)
先月までの県内の特殊詐欺の被害額はおよそ3億3500万円で、去年の同じ時期と比べると1億円以上増加しています。
出典:Yahooニュース(2021/11/29 RCC中国放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/69de64b08bc4656737001ae00fb11aea063912d1