盛岡市内の80歳代女性宅に銀行職員をかたる男が訪ねてきて、女性にキャッシュカードを持ってくるよう指示をした。
女性は言われた通りキャッシュカードを持ってきて手渡すと、男は持参した封筒にキャッシュカードを入れた。
さらに、「封をするので印鑑を用意してほしい」と言われ、女性は家の中に戻り印鑑を取ってきて封筒に割印をし、その封筒を受け取った。
その後、被害に気付いて警察に届け出。盗まれた口座からは、400万円が引き出されていた。
◎特殊詐欺被害を未然に防止するための注意点
警察官、市役所職員、金融機関職員が電話でキャッシュカードの暗証番号を聞くことはないこと
相手が公的機関職員を名乗っても「キャッシュカードを預かります。暗証番号を教えてください。」というキーワードが出たら、100%詐欺であること
詐欺被害に遭わないようにするためには、犯人からの電話に出ないことが重要
在宅時でも留守番電話設定にし犯人の電話に出ないようにすること
このような電話を受けた場合は、質問に答えずに電話を切り、最寄りの警察に相談すること
出典:岩手日報(2020/3/7)
https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/3/11/74368