孫を装った男から「コロナで仕事が減って困っている」と電話を受けた岐阜県多治見市の84歳の女性が現金150万円をだまし取られました。 女性に孫はおらず、一度は電話を切りましたが、その後、警察官を騙る男から電話があり、「振り込め詐欺の捜査に協力してほしい」と騙されたということです。  5月中旬、多治見市に住む84歳の女性の自宅に、孫を名乗る男から「コロナのせいで仕事が減って困っている。おばあちゃんお金を貸して」と電話がありました。  女性には孫がいなかったため電話を切りましたが、数日後、警察官を名乗る男から「それは振り込め詐欺の犯人からの電話です。騙されたふりをして捜査に協力してください」などと電話がありました。  女性は男の指示通り、多治見市内のコンビニから神奈川県内のアパートに現金150万円を宅配便で送り、その後、連絡がないことを不審に思い、15日、警察署を訪れたことで事件が発覚しました。  警察は悪質な特殊詐欺事件として、捜査を進めています。

出典:Yahooニュース(2020/6/15)
https://news.yahoo.co.jp/articles/42d7e50f7c7653fbb730f794d128c4f21be0b7b4