川越署は23日、川越市の無職男性(82)が手渡し詐欺で現金1520万円とキャッシュカード2枚をだまし取られたと発表した。

 同署によると、15日午前10時20分ごろから数回、男性方に孫などをかたる男から「振り込みに必要な書類をなくした」「今すぐお金が必要だ」などと電話があった。

 男性は15日午後1時40分ごろ、川越市内の東武東上線駅構内で孫の上司の娘という20歳前後の女に現金800万円を手渡した。「もっとお金が必要だ」などと電話が続き、同5時半ごろ、自宅に現れた同じ女に現金720万円とキャッシュカード2枚を渡した。その後、孫と連絡を取り、被害が分かった。カード2枚から計100万円が引き出されていた。

出典:埼玉新聞(2020/6/24)
https://www.saitama-np.co.jp/news/2020/06/24/06_.html