後をたたない詐欺被害の多くが不審な電話が端緒となっています。
被害を防ごうと、湯沢警察署は電話機に簡単に取り付けられる録音機の配布を始めました。 湯沢警察署は20日から高齢者の家の巡回にあわせて電話の内容を録音する機器の配布を始めました。
録音機は受話器に貼り付け受話器を取ると、センサーが反応してアナウンスが流れ、会話が録音される仕組みです。 今年秋田県内では、先月までに特殊詐欺の被害が20件あり、被害額はおよそ3650万円にのぼっています。
湯沢警察署管内では先月下旬、羽後町の80代の女性が製薬会社の社員を名乗る男から電話でトラブルの解決金を請求され現金100万円をだましとられています。
録音機は、詐欺目的で電話をかけた相手が証拠が残ることを嫌って電話を切ることを狙っています。 湯沢警察署は、録音機の配布を進めるとともに、「不審な電話がかかってきた時は個人情報などは一切教えず電話をすぐに切り相談してほしい」と呼びかけています。
出典:yahooニュース(2020/10/20)
https://news.yahoo.co.jp/articles/27259f0f17e47843be874757a7b4e251ab37bcc3