埼玉県の所沢署は、振り込め詐欺を未然に防いだとして、飯能信用金庫狭山ケ丘支店に感謝状を贈呈した。
 同支店の石原沙樹さん(19)は3月22日、窓口を訪れた入間市の80代女性から現金70万円の引き出し依頼を受けたが「電話がかかってきた、孫の結婚資金のため」などと話したため、不審に思い上司に相談しホットラインで同署へ通報した。女性は息子を名乗る男から「大事な書類をなくした、100万円を用意してほしい」などと電話受けていた。
 石原さんは「地元の方をお守りできて良かった。入社2年目に防げたので今後に生かしていきたい」と話していた。  同署の赤星誠署長は「特殊詐欺の認知件数は下がっているが、このような水際でできていることが大きい。地元の方に地道に協力いただいていることが誇らしい」と話していた。
出典:Yahooニュース(2021/4/14 埼玉新聞)