特殊詐欺で、依然として発生しているのが「架空請求」です。4月にも高額の被害が複数確認され、県警が注意を呼び掛けています。

 県警のまとめによりますと、今年1月から4月までに認知した架空請求詐欺の被害は15件で、被害総額はおよそ2500万円でした。

 4月までに認知した特殊詐欺のうち、架空請求詐欺がほぼ半数を占めていて、4月には、100万円を超える高額の被害が3件発生していて、依然、被害は収まらない状況だということです。高額被害3件のうち、最高額はおよそ830万円。防犯協会などを名乗る犯人から、「あなたの個人情報が不正に使われている」「弁護士費用を用意して」という内容の電話が、自宅の固定電話あてにかかってきたということです。

 県警によりますと、架空請求詐欺の手口の多くはメールだということですが、最近ではこのように電話にもおよび、手口が巧妙化しているということです。県警では、「家の電話を常に留守番電話設定にしておくこと」や、「見覚えのない相手からのメールは開かずに」と注意を呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2021/5/10 BBC びわ湖放送)https://news.yahoo.co.jp/articles/321e8813f1ace863010e8d6c871e959260c59d94