特殊詐欺の被害を減らすため、警察官が被害者から現金などを受け取るいわゆる「受け子」の姿で注意を呼びかけました。

 サイズが大きめのスーツにスニーカー…。これは、特殊詐欺事件の「受け子」に多い服装で、岐阜県警の警察官がその特徴を知ってもらおうと、「受け子」姿で通行人に被害防止を呼び掛けました。

 県内の特殊詐欺の被害は4月末までに91件発生し、被害総額は1億2900万円余りで去年の同じ時期のおよそ2倍になっていて、岐阜県警は「少しでも怪しいと思ったら迷わず警察に情報を寄せて欲しい」と話していました。

【配布されたチラシに書かれた「受け子」の特徴】

〇服装
・体形に合っていない地味なスーツを着ているが、パーカーなどラフな服装も多い
・大柄なリュックや手提げカバンを所持している
・金融機関や公的機関の職員を予想溜、偽の身分証を身に着けている

〇行動
・頻繁にスマートフォンを捜査し、イヤフォンを使って通話している
・周囲を見回し、挙動不審な態度で、表札を確認しながら歩いている
・コンビニやATMなどで複数回にわたり現金を引き出している

〇年齢層
・10代から20代の男性が多いが、最近では中高年や女性も増えている

〇足元
・スーツ姿なのにくるぶしソックス、スニーカーといったチグハグな格好が特徴

出典:Yahooニュース(2021/5/31 東海テレビ)https://news.yahoo.co.jp/articles/3794380652d1a2b31bc08c4b999bef2282fe9e33