特殊詐欺被害が多発する中、長野県警の本部長が県民に「緊急メッセージ」を出しました。

 「犯人と話をしないため常に留守番電設定にしてください」

 こう訴えるのは長野県警察本部の安田浩己本部長です。11日、県警のホームページに載せる特殊詐欺防止の緊急メッセージを公開しました。長野県内の今年の被害は9日までで72件、被害額は1億2700万円にのぼっていて、去年の同じ時期を件数で18件、被害額で4000万円上回っています。

 県警では「すぐ電話に出ないよう留守番電話を活用する」「キャッシュカードを渡したり暗証番号を教えたりしない」ことなどを呼び掛けています。14日からは長野県や企業と共同のキャンペーンを始め、高齢者の子どもや孫の世代への呼びかけも強化します。

出典:Yahooニュース(2021/6/11 NBS長野放送)https://news.yahoo.co.jp/articles/0867944fe445ccc72e1379ec38d1588c1ddfd180