新型コロナワクチンの接種状況につけ込んだ特殊詐欺で100万円の被害が明らかになりました。ワクチンの未接種を口実に銀行ATMに誘い出いだす手口です。
鳥取、島根両県警によると初めてのケースと見られる新型コロナワクチンを悪用した特殊詐欺。被害に遭ったのは鳥取市内の60代女性です。
先週24日、医療保険の還付金があるので封筒が届いていないかと男からの電話があり、女性が届いていないと答えると男は…。
「コロナの注射は打ちましたか」
ワクチンを接種していないと女性が答えると続けて男は…。
「注射を打っていない方はATMで手続きできます」
詐欺が阻止される可能性のある窓口を避けるため、女性はこうして銀行のATMに誘い出されました。そして携帯に電話をかけてきた別の男に言われるままATMを操作した結果、約100万円が犯人の口座に送金処理され、騙し取られたということです。
鳥取県警は、ATMで還付金は受け取れないと注意喚起し、こうした電話がかかってきたら警察に相談するよう呼び掛けています。
出典:Yahooニュース(2021/6/29 TSKさんいん中央テレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9de58fd438b8aaeed04c7a4f816ae5b3cfc990c2