特殊詐欺の被害に遭う可能性のある人に、注意を促すコールセンターを、長崎県警が設置しました。

 9月1日開所したコールセンターは、全国の特殊詐欺グループから押収した名簿に名前が載っている人に、電話で注意を呼びかけます。

 また、特殊詐欺の予兆や被害が起こっている地域には集中的に注意を促します。

 警察によると、2021年1月から6月までの長崎県内の被害の認知件数は35件で、2020年から20件増加しています。

 被害に遭った人のうち、約半数は65歳以上の高齢者だということです。

 一方、家族などの呼びかけで被害を未然に防いだケースが46件あるということです。

 長崎県警察本部警務部 平井 隆史 首席参事官 「(コールセンターは)相手の理解度に合わせて説明ができることに利点があると思います。伝達力・情報力の違いがあると思いますので、引き続きしっかりとセンターの方と手をとりあってやっていきたいと思います」

 このコールセンターは、長崎県警が運営を民間企業に委託し、まずは2022年2月までの運用です。

出典:Yahooニュース(2021/9/1 KTNテレビ長崎)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3f4d23ec844f211d1d7d348f8560acf7cbb7e2