兵庫県警加古川署は29日、電子マネーを使った特殊詐欺被害を防いだコンビニエンスストア2店に感謝状を贈った。

 セブン―イレブン播磨東本荘店(播磨町東本荘)では8月31日朝、20万円分の電子マネーを購入しようとした70歳代の男性に、詐欺被害を心配した女性アルバイト店員(47)が声をかけた。男性は「孫へのプレゼント」と話したが、高額だったため、オーナー(48)に相談し、同署に連絡。警察官が事情を聞き、電子マネーを使った詐欺とわかった。

 また、セブン―イレブン加古川平岡山之上店(加古川市平岡町)では、8月27日夜、5万円分の電子マネーを買い求めた60歳代男性に店オーナーの長男(26)が声をかけたことから、パソコンを介した詐欺と判明。警察に届けた。

 両店のスタッフは「お客様の被害を防ぐことができてよかった」「これからも声をかけていきたい」と話していた。

出典:Yahooニュース(2021/9/30 読売新聞オンライン)https://news.yahoo.co.jp/articles/279ee67e8088256bc8669927eb4964761f48e561