去年1年間に県内で確認された特殊詐欺被害の件数は、前の年に比べて増加したことが県警のまとめでわかりました。特に、還付金詐欺の被害が著しく増えています。

 県警のまとめによりますと、去年1年間に県内で確認された特殊詐欺の被害は104件。前の年に比べて16件増え、被害総額は約1億4150万円となりました。

 このうち最も多かったのは、サイトの利用料が未払いだとするメールを使った「架空料金請求詐欺」の被害が44件で、被害額は約6670万円。件数・被害額ともに前の年に比べて増えています。

 また、電話口で役所の職員をかたり「介護保険料の返金がある」などと言ってだます「還付金詐欺」の被害については、前の年はわずか1件の確認が去年は34件。被害額も約2300万円にのぼり、著しく増えています。県警では、家の固定電話を常に留守番設定にしておくほか、金銭要求されるような身に覚えのないメールが届いたら家族や知人、警察に相談してほしいと注意を呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2022/1/18 BBCびわ湖放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a8520fa5e83166bf5ac2cd6e455c583ce3eea27