岐阜県恵那市で、会社員の男性が「SMS」=ショートメッセージサービスに届いた嘘のメッセージをきっかけに現金924万円をだまし取られ、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

 警察によりますと2021年12月10日、恵那市に住む会社員の男性(57)の携帯電話に「NTTファイナンスサポートセンター」を騙るショートメッセージが届いたということです。

 男性が記載された連絡先に電話したところ、「サイト利用料の未払い金を支払わなければ裁判沙汰になる」などと言われ、コンビニのATMから指定された口座に現金30万円を振り込みました。

 その後も、男性の元に「日本個人データ保護協会」などを名乗る男から「あなたの携帯電話がウィルスに感染している」などと電話があり、1月8日までに19回にわたりあわせて924万円を振り込んだということです。

 男性は男らと連絡が取れなくなったことから、2月2日に警察に相談し、事件が発覚しました。

 恵那市では2021年11月にも、同じ手口で恵那市の会社員の男性(当時60)が600万円をだまし取られていて、警察は今回の事件との関連を調べています。

出典:Yahooニュース(2022/2/2 東海テレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7ac52506888a9558dfbf3bb8549fa494377c8b6