ことし10月21日から22日にかけて長崎県佐世保市の50代の会社員の男性が有料サイトの未納料金などの名目で電子マネー合わせて80万円分をだまし取られる詐欺があり、警察はニセ電話詐欺事件とみて捜査しています。

被害にあったのは長崎県佐世保市に住む50代の会社員の男性です。

警察によりますと、ことし10月21日、男性の携帯電話に「NTTファイナンス職員」を名乗る男から「有料サイトの1年分の利用料金が未納状態」「この運営会社が民事裁判を起こそうとしている」「裁判を取り下げるには今日中に未納料金30万円を支払う必要がある」などと嘘の電話がありました。

さらに翌日にも「内閣人材保護センターのアサオカ」を名乗る男から「ほかにも未納があった」として50万円を要求されました。

これらの電話を信じた男性は佐世保市内のコンビニエンスストアや家電量販店などで2回にわたり、合わせて80万円の電子マネーを購入。ID番号を犯人に伝え、その利用権をだまし取られたということです。

新聞で似た手口の詐欺の記事を読んだ男性が、今月17日、警察に相談したことで事件が発覚。

警察はニセ電話詐欺事件とみて捜査するとともに電話やメールで金や電子マネーの話をされたら詐欺を疑い家族や警察に相談するよう呼び掛けています。

出典:Yahoo!(2023/12/22 長崎放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/717cb23f17c5a3eb84d606f53abb3fe6ce192140