茅野市の北山地区区長会や茅野署北山駐在所、北山地区コミュニティセンターは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い一律10万円が給付される特別定額給付金を狙った詐欺に注意を呼び掛けるチラシを作成した。地区内920余の全戸に配布する。
同地区は高齢者が多いことから、給付金郵送申請の申請書が市から22日以降送付されるのを前に独自に注意喚起することにした。A4判のチラシでは給付金の手続きについて「市役所や警察、業者が訪問しての対応は一切ありませんので気を付けてください」と訴えている。
片面には、給付に際して手数料の振り込みや現金自動預払機(ATM)の操作を依頼することはないとし、疑わしい場合は消費者ホットラインや警察の相談電話に連絡するよう求めている。注文していないマスクが自宅に届く悪質商法(送り付け商法)にも注意を呼び掛けている。
地区区長会などは今月下旬から、地区内の放送でも詐欺への注意を促す。横関千広区長会長(63)は「詐欺に気を付けてもらい、困った時は遠慮なく相談窓口に連絡してほしい」と話している。
出典:長野日報(2020/5/21)
http://www.nagano-np.co.jp/articles/62469