江別市の60代の女性が、市役所の職員を名乗る男に「還付金がある」などと嘘の電話を受け、およそ100万円をだまし取られました。
今月15日の昼ごろ、江別市に住む60代女性の自宅に江別市役所の職員を名乗る男から「医療費の還付金がある。手続きが今日までなので手続きをしてほしい」などと電話がありました。
その後、女性のもとには金融機関の職員を名乗る男から、「手続きは終了した。今日は最終日なので金融機関だと時間がかかるが、店外ATMであれば十数分で終わる。ATMについたら電話をしてください」などと電話がありました。
男の話を信じた女性は、自宅近くのスーパーマーケットのATMで、電話口で指示された通りに操作したところ、他人名義の口座におよそ100万円を振り込んでしまったということです。
警察によりますと、道内での還付金詐欺は、おととしの3月以降先月までの2年間、確認されていませんでしたが、先月20日から15日までにおよそ1600万円の被害が出ていて、警察が注意を呼びかけています。
出典:HTB北海道ニュース(2021/4/15)
https://www.htb.co.jp/news/archives_11191.html