携帯電話会社を名乗る者からのメールをきっかけに、20代の男性が電子マネー5万円分をだまし取られる詐欺事件がありました。

 12月9日、北海道北見市に住む20代男性の携帯電話にショートメールで「利用料金の未払いがある」などと記載されたメッセージが届きました。

 これを信じた男性が翌日、メールに添付されたURLにアクセスしたところ「KDDI」と称したウェブサイトが開き、携帯電話の未納料金5万円を電子マネーで支払うよう指示されたということです。

 男性はその後、北見市内のコンビニエンスストアで5万円分の電子マネーを購入し、ウェブサイトから番号を送信後にKDDIに電話したところ「詐欺の可能性がある」と説明され、被害が発覚しました。

 警察は架空請求詐欺事件として捜査するとともに「電子マネーで利用料金を支払うことはない。多額の電子マネーを購入する人を見かけた際は、声をかけてほしい」と注意を呼び掛けています。

 またKDDIグループでも「届いたメールやSMSが高額請求や利用停止、期限が迫っているなど不安をあおるような内容の場合、リンク先URLにはアクセスしないよう注意してほしい」としています。

出典:Yahooニュース(2021/12/11 北海道ニュースUHB)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2043d663429e7cb345854c7e24adad586ca36e9d