大分県警が去年1年間認知した刑法犯は過去最少で、新型コロナの感染拡大が要因の1つとみられています。

 大分県警によりますと、去年1年間に認知した刑法犯は2,888件で、現在の方法の統計で過去最少となりました。前の年と比べて199件減少し、最も多かった2003年から6分の1まで減少しています。認知件数のうち窃盗犯の1,762件が全体の61パーセントを占め最多です。このうち自転車盗や車上狙いなどの街頭犯罪が前の年より大きく減少していて、コロナ禍で在宅率が上がったことが要因の1つとみられています。

 一方で、特殊詐欺被害は150件で、前の年を38件上回り4年振りに増加に転じました。このうち電話でATMに誘導するなどして、被害者と接触せずに金をだまし取る架空請求詐欺と還付金詐欺が全体の9割を占めています。

出典:Yahooニュース(2022/1/28 OBS大分放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7eb3b841fd298a53dafb5638aa007b525b7685e