特殊詐欺事例

【特殊詐欺警報】女性との交際をエサに現金要求 男性が100万円以上騙し取られる(島根・松江市)

女性との交際をあっせんするサービスの利用料などとして、松江市の男性が100万円以上を騙し取られたことが分かり、警察が特殊詐欺事件として捜査している。またコンピューターウイルスの感染を装い修理費などを要求する手口による犯罪も相次いでいることから、島根県警は特殊詐欺警戒警報を出し注意を呼びかけている。

警察によると、松江市の50代男性は今年3月、動画配信サイトに表示された広告にアクセスし異性を紹介するサイトに登録。サイト運営会社の社員を名乗る男から連絡があり、サービスを利用するための預り金54万円を請求され指定の口座に振り込んだという。後日、実際に紹介された女性と会った後、さらに「1500万円で女性と専属契約が結べる」と誘われたことに応じて、その一部として50万円余りを振り込んだが、その後も複数回に渡り現金を要求されたことから不審に思い、弁護士に相談し詐欺だと気づいたとしている。騙し取られた金額はあわせて104万6000円で、警察に被害届を提出した。また島根県内ではインターネットの閲覧中に「ウイルスに感染しました」との警告が表示され、記載されていた電話番号に連絡すると、ウイルスの対策費用などとして電子マネーの購入を迫られる手口による被害が相次いで確認されていて、10代から60代までの男女5人が、あわせて41万8000円を騙し取られている。これを受け島根県警は、今年2度目となる「特殊詐欺警戒警報」を発表、振り込み現場となる金融機関やコンビニに対しても改めて注意するよう呼びかけている。

出典:FNNプライムオンライン(2020/8/25)
https://www.fnn.jp/articles/-/77789
 

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