鉄道職員を名乗る男からの電話などで、愛知県在住の80代の女性が現金200万円をだまし取られる被害がありました。

 警察によりますと、2日の午後2時ごろ、愛知県岡崎市の80代の女性宅に息子を名乗る男から電話があり、「携帯電話を無くした」と電話がありました。

 その後、鉄道職員を名乗る男から「カバンが見つかった」との内容の電話があり、さらに息子を名乗る男から「財布の金は抜かれていた」「客のところに訪問しないといけないが、お金なんとかならないか」などと言われ、息子の部下を名乗る男に現金100万円を手渡したということです。

 またその翌日にも息子を名乗る男から「金が足りなかった。もう少しなんとかならないか」などと電話があり、息子の部下を名乗る同じ男に現金100万円を手渡したということです。

 その後、13日になって実の息子に連絡し、被害が発覚しました。

 現金を受け取りに来た男は、年齢30~40歳くらい。身長約160cm、小太りで黒の短髪、紺色の長袖シャツに紺色のジャージ姿、黒っぽい肩掛けカバンを持っていたということです。

 警察は、他人に現金を手渡す前に確認したり、家族や知人、警察に相談したりするなど、注意を呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2021/6/15 メ~テレ(名古屋テレビ))https://news.yahoo.co.jp/articles/0065dd79c7f8b0a32a837c7ab24685c6f3374f5f